サンガードパイプ(耐酸・粗度係数・粗度改善)

【耐薬品性】
下水環境下の腐食対策として開発された、ポリウレタン樹脂を内面被覆したヒューム管です。
※下水道コンクリート構造物の腐食抑制技術、及び防食技術マニュアルに合格塗布型ライニング工法D1種の品質規格に合格

【粗度改善に効果あり】
ポリウレタン樹脂の被覆により、表面は平滑に仕上がるため、従来のヒューム管以上の流量確保が可能です。そのため、管径を小さくすることが可能。
※粗度係数:0.0067~0.0087(広島大学にて測定)

下水道ストックについて

昭和30年代後半から昭和40年代にかけて最も多くのヒューム管が構築されている。
管更正を含め、それらの取替需要が見込まれている。
震災の影響も有り、その動きは加速する可能性が高い。

管更正、取替えの割合

政令指定都市の川崎市では、更正工事を始めた約10年前では、90%以上が管更正工事であった。
現在では、都市事情がある川崎駅近辺が管更正工事と、中心部から離れている所においては、開削しヒューム管(防食管等)の入れ替えを行っているとのこと。
管更正50% 開削取り替え50%

更正工事より価格が安く、実際、開削して取り替えて、その場のガードレール、アスファルト舗装も直せるぐらい価格が違うので有効。

サンガードパイプの需要について

≪圧送管吐出し先の管路施設におけるコンクリート腐食の概念図≫
≪ビルピット排水が排出される箇所の上下流部におけるコンクリート腐食の概念図≫
≪溶存硫化物を含む特殊排水が排出される箇所の上下流部におけるコンクリート腐食の概念図≫
≪伏越し下流部におけるコンクリート腐食の概念図≫